外国語のWebサイトを読む: 訳文は原文の下に置く
Equalangこの記事の要点
Equalang の拡張機能は訳文を原文のすぐ下に表示します。外国語ページを、元の言葉を確かめながら途切れずに読めます。
キーワード: 対訳表示; サイト翻訳; ブラウザ拡張機能; 外国語のWebページ
調べものやニュースを追っていると、外国語のページにたどり着くことがよくあります。見出しは何となく読めても、見慣れない文字が何行も続くと翻訳が欲しくなる。内容は理解したいけれど、その言い回しが元の言語でどう書かれていたかも確かめたい——そんな場面です。
訳文が元の文のすぐ下にあれば、読み進めるのがずっと楽になります。まず意味を日本語でつかみ、次に目を上げて元の綴りを確認する。その往復がページの中だけで済みます。
Equalang のブラウザ拡張機能は、まさにこの読み方をします。スペイン語版 Wikipedia の記事で試してみましょう。


1. 対訳表示を設定する
元のページのまま対訳で読むには、Equalang の拡張機能をインストールします。
お使いのブラウザのインストールガイドを選んでください。Chrome、Edge、Firefox。Safari は現在 Mac での一時インストールのみで、制約があるためガイドを確認してください。App Store 版はまだ公開されていません。
ここでは Chrome を使います。インストールして Equalang アカウントにログインしたら、ツールバーの拡張機能アイコンをクリックします。翻訳先の言語を「日本語」に、表示モードを「対訳表示」に変更してください。

ここまで設定すれば、あとはページ上のフローティングボールをクリックするだけで、Equalang がそのページを翻訳します。
2. 意味を取り、元の言葉を確かめる
有効にすると、訳文は対応する原文のすぐ下に現れます。ページをスクロールして段落ごとに読み進めるだけで、流れが途切れません。

冒頭の段落では、cielo nocturno が「夜空」に、aurora polar が「極光」になります。日本語で説明を追ってから、目を上げて元のスペイン語を確かめればよいのです。
「夜空」は覚えておきたい表現かもしれません。そこには cielo nocturno が、文の中にそのまま残っています。ページ全体をスペイン語に戻して同じ場所を探し直す必要はありません。訳し方に自信がないときも、原文と見比べるだけで確認できます。
この例では青いリンクも元の行き先を保っています。「夜空」のリンクをたどると、スペイン語版の Cielo nocturno のページに着きます。好奇心のままに情報源へ進めるわけです。
同じ段落の luminiscencia は、この対訳では「夜光」と訳されました。単語だけを選んだときに出る訳はまた別なので、後で実際に見てみます。
3. 原文に戻す
訳を読み終えたら、ページ上のフローティングボールをもう一度クリックするだけです。日本語訳が消え、ページはスペイン語の原文に戻ります。読むことそのものに集中できます。
4. 数語だけなら、選択して訳す
記事のほとんどが読めて、引っかかる単語が少しだけなら、ページ全体を翻訳する必要はありません。
拡張機能のパネルで「選択テキストの翻訳」をオンにします。そしてページ上で気になる単語を選び、横に現れる Equalang のアイコンをクリックすると、ポップアップに訳が出ます。

たとえば luminiscencia を選んでアイコンを押すと、ポップアップには「発光」と出ました。段落の中で訳された「夜光」とは別の語です。同じ単語でも、取り出し方によって出てくる訳は必ずしも同じではありません。
対訳の段落で意味をつかむか、気になる語だけをその場で引くか。Equalang の拡張機能があれば、外国語のページを訳すためにタブを行き来しなくて済み、注意は内容に向いたままです。
参考資料
- スペイン語版 Wikipedia の執筆者。Aurora polar(2026-10-09 参照。抜粋と翻訳は CC BY-SA 4.0 に基づく)。